東高円寺ルースター

東高円寺ルースター

2010年7月16日金曜日

真昼の恐怖体験(絶叫編)


昨日木曜日)は定休日でした。

昼食をとってから冷蔵庫の掃除など普段出来ない事をやりに店へ。

途中、遊歩道を通っていると一匹の子猫が。

『ゲッ黒猫!縁起悪うぅ!』でもパチリ!

あれ?

もう一度パチリ!
あれあれ?
再度挑戦!パチリ!
あれれれれ????
なんでやねん!
何回撮ってもピントが合わへんやんけ!

『まあ、ええか。』
とりあえずアホらしいからその場を離れて店へ。




しかしこの不思議な出来事は 
この後の恐怖体験へと 俺を導いていたのであった。

お店に到着して外鍵を開けて、、

この猛暑の中 鼻の先 いや、マツ毛の先あたりに やけに純度の高いちょうど良い冷たさの空気がひとすじ流れた。その一瞬 なんとなく ゆっくり振り返ってみると しゃんと背筋を正した 顔面血まみれのフツーの少女が 恐ろしく無表情に 遠くを見ながら 西友方向に歩いていった。

もう、ボクちゃん、とりあえず、目が点!っう感じ。
 
そのまま路上に出て 様子をうかがっていると 遠くから救急車の音が近づいてきた。
 
 
 西友前で救急隊が少女を保護。
 少女は相当 気を張っていたようで、弦が切れるさまに 倒れ込んだ。

 
 救急車はそのまま目の前を通り過ぎていった。

 『とりあえず良かったわ。ありゃ完全にDVちゃうか〜男に殴られたんちゃうやろか〜』
などと自分を納得させて扉を開けて店内に入る
 

何故だか ほんの数秒の出来事の様に思えた。




さあ。仕事仕事!

おっと!その前に 『ババでもひねったろか!』(意味:ウンチしようかな!)

 と、トイレに行く。

9年。俺が大切にしてきたトイレ。

様々なバンドのポスター、著名人達のサイン、ジェームスブラウンの動く人形。

色んな装飾をほどこした思い出深い俺のトイレ。

何故か落ち着いて用を足せる 和風のトイレ。


      ドアを開ける。

   きぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ

       真っ暗闇。

   一歩足を踏み入れて電気をつけた  その時!














ぎゃぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!














足元には 
なんとも言えないほど悲惨な姿をした
白骨死体が転がっていたのです















犯人は この娘でした。
旧友の娘『ことり姫』から昔、もらった ガイコツ人形。

当初は華やかな場所に飾られたものの
ここ最近はじゃまになって
トイレにぶら下げられたままになっていた
誰からも見向きもされず、、、、
まるで売れなくなった女優の様に。

ごめんよ、ごめんよ。
俺は彼女を抱え上げて強く抱きしめた。
俺が間違っていたんだ。今、気が付いたよ。涙。
これからはもっと君の事を大切にするから、
もう俺を困らせないでおくれよ。ハニー。


と、いうわけで『ハニー』美しくなって再デビューです!
みなさん、会いにきてあげて下さい!
少し痩せましたが いろんな苦労を重ねただけあって 人間?に深みが出てます。

       みなさんも、大切な人、忘れていませんか?
 

                  

0 件のコメント:

コメントを投稿